でした。いろいろ焦げてるんです……。
しかし、途中でいったん抜けて、オフに参加していたり。
私自身はWinnyはちゃんと使ったことがない(インストールしようとしたけど わざわざポートを開けるのが面倒だったので放置のまま)根性なしなのですが、 フリーソフトウェア・オープンソース界隈の方々は あんまりこういう場所に行かないような気がしたのと、 そういうバックグラウンドを持った人間がいるのもいいかなと 思ったので、参加してみました。
秋葉原に着いたのは集合時刻より少し遅く16時すぎで、 そのころいたのは10人くらいでしょうか。 そうこうするうちに17人ほどに増え、 幹事さんに予約とか場所とかについて聞いたところ 特に決まっていなかったようなので、 とりあえず和民か天狗でも、と提案。 先発隊として和民に行ったところ、 いちおう21時近くまではだいじょうぶ、とのことだったので、 その場で決定。16:30すぎに残りの方も到着して、 約20人くらいでスタートしました。
最初は約二つの大きなテーブルをくっつけて話していたのですが、 さすがにこの人数で一つの話をするのは困難というのと、 途中でさらに人数が増えたため別のテーブルにも進出したため、 大きく3つくらいに分かれて話をしていていました。私のいた 机は主にソフトウェア開発者としての話とか、金子氏の話とか、 金子氏を擁護するとはいかないにしても、Winnyがアングラツール的な 側面以外の部分を表に出して世の中のひとにアピールするには どうすればいいかとか、そんな話をしてました。他の机では 法律論や、もっと合法的なWinnyを作るには? といったような話をしていたようです(聞かなかったのでよくわかりませんが)。
私は19:00近くで切り上げて途中で帰ってきた(というか 会社に戻った)のですが、その後21時ごろまで続いていたようです。 一時は30人近くまで増えたのでしょうか?
2ちゃんねるのオフに参加するのはこれが初めてで、 Winnyでの非合法ファイル共有を推奨している人達がたくさんいたらどうしてくれよう、 という気持ちもあったものの (オフに参加された他の方もそういう心配をしていた人はいたようです)、 私のいたテーブルに着いていた人たちはそういう意見は皆無で、 みなこの逮捕の問題を真面目に考えている人たちのようです。 ちょっと安心。 というか、「オープンソースの定義」についてついつい熱く語ってしまう自分がいたり……。 いや、私としては、Winnyそのものはフリーソフトウェアでも オープンソースでもないにせよ、「ソフトウェア開発の自由」という 側面からは他人事ではないので、ここはぜひとも協力しあい、 プログラマがプログラムを書いて幸せになるモデルについて 意見や考えを伝えあったりしたい、と思っているのです。
それはさておき、とりあえず最重要なポイントは、
という点でしょうか。
警察発表を含めたマスメディア経由の情報は、 さすがに嘘はない(と思いたい)にせよ、肝心な部分を はしょったり巧みに編集したりしている可能性があります。 ……なんていうのは今に始まったことではないですが、 そのような情報につられてWinny開発の意図を早合点してしまい、 間接的に流布させてしまった挙げ句、 実は金子氏の考えとは異なっていた、などという 事態になってしまっては目も当てられません。
何度も何度も繰り返され、使い古された言葉ですが、 「ソースは?」という言葉をしっかりと心にとめておきたいところです。
また、金子氏の近くにいるひとほど、 逮捕・裁判となると動きにくくなるそうで、 いろいろたいへんだそうです。 とはいえ、離れている人には金子氏の意向は届きにくいわけで、 こういう活動は難しいものですね。
それと、デモなどの「運動」に対する嫌悪感はやっぱり強そうに 見えました。効力に対する疑問の前に、整理的嫌悪感みたいな 物の方が強いようにも。
にしても、 今回のオフはフリーソフトウェア・オープンソース関係のイベントと比較すると 年齢層が若かったですねえ(それでも2ちゃんのオフとしては年齢層が 高めだったりする?)。なんとなく20代前半から半ばあたりが 中心層に見えました。 ここでさらに若者に対し、「コード書くのは楽しいですよ」とか勧誘(?)して しまう自分……。
なにはともあれ楽しませていただきました。参加されたみなさま、 どうもありがとうございました。 そして幹事の方もどうもおつかれさまでした。
Andrew W. Appelといえばプログラミング言語処理系に興味のあるひとならみんな知ってる、 「タイガーブック」こと「Modern Compiler Implementation in ML/Java/C」 の著者ですが、彼は対RIAAの訴訟やMicrosoftの反トラスト法に 関わっていたそうです。ちょっと意外。
一歩さんのところ(宣伝ありがとうございます(_o_))経由で、 ruby導入のためにいろいろ検索。より。
今なら、RubyForgeにある Ruby Installer for Windowsを勧めるのがいいのかもしれません。 英語のリソースが多いものの、メソッドの意味をコマンドラインで すぐ調べられるriや、WindowsHelp形式になっている「Programming Ruby」 が添付されてますし、グラフィック系のライブラリもやたらたくさん 標準添付されています。 ちなみにCygwinはいりません。
この辺からダウンロードできます。
つーか、ruby-lang.orgの方はどう直すべきでしょうか?(と書いてみる)
もちろん私といたしましては、「たのしいRuby」をぜひとも購入して いただきたいわけですが、原さんのこの本も「たのしいRuby」にはない 味わいがあったりして楽しめる本です。 某所でも「どっちがいい?」とかいう比較がありましたが、 正しい答えは「両方読め」ですな。
ちなみに「Rubyプログラミング入門」のサポートページは こちらに移動されているようです。
ちなみに「Rubyレシピブック」の方は、もうしばらくしないと 日本中どこの本屋さんに行っても見つからないと思います(^_^; 5月31日出版予定なので。
氷室さんと新井さんと正本ノンちゃんと田中雅美ちゃんとわたしが、コバルト四人娘(笑うな!)といわれたときがある。
――久美沙織 創世記 第11回「『おかみき』が教えてくれた“愛”に関しての深遠な問題」
それは五人ではないかと。