ただ、風のために。6 (2003/December)

RETURN / TOP
Generated by nDiary version 0.9.3

2003/12/02 (Tue)

高村薫が初めてさわったワープロ(というかエディタ)はEDLIN

こちらの1993年9月1日付け朝日新聞より。 EDLINがきっかけで作家になったのは後にも先にもこの方くらいでしょう。

自分の原稿

眠気を我慢して書いた原稿はまるで他人の原稿に見えます。ていうか、 なんでRubyについて説明するのにHaskellやMLの話を書いてるんでしょうか?>自分

言語設計者に50の質問

Lambda the Ultimateより。 質問そのものは こちら。といっても、どんな言語にするかを自問自答するための ものだそうで、日本の「〜にxxの質問」のようなものではないみたいです。

Groovy

新言語Groovy。JVMで動くスクリプト言語だそうです。 かなりRubyっぽいですなあ。


2003/12/07 (Sun)

「儀礼的無関心」関連

実は、「ミステリ系更新されてますリンク」からリンクしないで、ブックマークから 読んでいる読書系個人ページ(とはいえ最近はほとんどミステリ系ではないかも)が ひとつだけあります。

Programming Language Pragmatics

プログラミング言語の機能と実装についてちゃんと勉強しようかと思って、買ってみました。 amazonでの評価は8人中8人全員が5つ星です。ちょっとできすぎ?

ロールズの時代

まつもとさんは最近のプレゼンで、「自由」というものの重要性を 強調しているようです(その例)。が、「自由」という考えが ソフトウェアの外部でどのように語られてきたのかを踏まえて、 それはどういう自由なのか、 あるいはどういう自由ではないのか、なんてことも考えた方がいいのでは、 という気がしています。いや、単に自分が知らないので気になっている だけなんですが。

社会科学の文脈では、やはりリベラリズムとリバタリアニズム、でしょうか。 『伽藍とバザール』のESRがリバタリアンだというのは有名ですね (The Libertarianism FAQなんてのも書いているらしい。これは 知らなかった)。 自由論は最近ちょっと流行っているようですし。

というわけでノージックを読んでみようか、その前にロールズを 読むべきだろうか、などと思って本屋で棚を眺めていたら、後ろにいた 「ふつうのおばさん(失礼)」といった風貌の女性の方が、 店員さんに「ロールズの『正義論』はありませんか?」と尋ねていました。

時代はロールズのようです(嘘かも)。

自由の平等

立岩真也『自由の平等』も予約受付中のようです。

ほんとに「自由」が流行ってるんでしょうかね?


2003/12/10 (Wed)

甲影会

そうか、私は小太りだったんですね……というネタはさておき。 甲影会ですが、おかげさまで今年の冬コミも無事スペースはとれたそうです。 私は今年も売り子をしている予定です。

冷やかしでもサークルにお越しいただける方は歓迎しますが、 周りのサークルさんや、他の参加者の方の邪魔にはならないよう、 気をつけていただけると助かります。

プログラム意味論

横内寛文『プログラム意味論』【 bk1 / amazon / Yahoo! / 旭屋 / Jbook / 紀伊國屋 / 楽天 / skysoft 】を読んでいます。 とうとう第4章に辿りつきました。

最初に読んだのは10年近く前で、そのときは第2章くらいで 挫折したような記憶があります。それから何度か読み返して いたのですが、それでも第3章を読み終えたのははじめてです。 これでも証明はだいぶすっとばしているのですが(実は 超限帰納法はちゃんと理解してない)。

夢色のScheme

特に意味はないです。実は昔は飯島真理ファンだった私。

読みやすいねって言われなくても
わたし ちっともさみしくないし
いつもlambdaで生きてるほど
弱くもないし 強くもないの
でも 誰か 知りませんか (知りませんか)
継続とconsセル かきまぜる
夢色の小さなScheme
ひとしずく nilをのせて (のせて)
あのひとに あのひとに見せたいわ
夢色の小さなScheme

でも、やっぱり飯島真理は『blanche』『Midori』『Kimono Stereo』のころが 一番よかったかなあ、と思わないでもないです。ちょっと暗いけど、それも またよいものです。 『Miss Lemon』とか『コケティッシュ・ブルー』とかも嫌いではないですけどね。 『It's a Love Thing』でも『DIAMOND』はひそかにお気に入りだったりします。





written by TAKAHASHI 'Maki' Masayoshi (maki@rubycolor.org)
RETURN / TOP