ただ、風のために。5 (2003/June)

遠い記憶
1999 [01(a,b,c) 02(a,b,c) 03(a,b,c) 04(a,b,c) 05(a,b,c) 06(a,b,c) 07(a,b,c) 08(a,b,c) 09(a,b,c) 10(a,b,c) 11(a,b,c) 12(a,b,c) ]
2000 [01(a,b,c) 02(a,b,c) 03(a,b,c) 04(a,b,c) 05(a,b,c) 06(a,b,c) 07(a,b,c) 08(a,b,c) 09(a,b,c) 10(a,b,c) 11(a,b,c) 12(a,b,c) ]
2001 [01(a,b,c) 02(a,b,c) 03(a,b,c) 04(a,b,c) 05(a,b,c) 06(a,b,c) 07(a,b,c) 08(a,b,c) 09(a,b,c) 10(a,b,c) 11(a,b,c) 12(a,b,c) ]
2002 [01(a,b,c) 02(a,b,c) 03(a,b,c) 04(a,b,c) 05(a,b,c) 06(a,b,c) 07(a,b,c) 08(a,b,c) 09(a,b,c) 10(a,b,c) 11(a,b,c) 12(a,b,c) ]
2003 [01(a,b,c) 02(a,b,c) 03(a,b,c) 04(a,b,c) 05(a,b,c) 06(a,b,c) 07(a,b,c) 08(a,b,c) 09(a,b,c) 10(a,b,c) 11(a,b,c) 12(a,b,c) ]

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2003/06/12 (Thu)

こんな暮らしじゃあもう あたしも永くないよ

へろへろです。これから寝ます。もちろん今日も朝から仕事です。


2003/06/14 (Sat)

おわび

rubycolor.orgの登録をNetwork Solutionsからrackshare.comに移そうとしていたのですが、 手続きにとまどっていて、そうこうするうちにrubycolor.orgのドメインが 期限切れになってしまいました。で、期限が切れるとロックされて 動かせなくなるようで、仕方なく期限を延長しました。むーん。 Network Solutionsにだまされた気分。今度はさっさと移そうかと思っています。

そんなわけで、このサイトにつながらなかったり、メールがエラーになったり して一部の方にはご迷惑をかけてしまいました。すみません。メールに関しては 再送いただければ幸いです。

おわびその2

うわーん、すみません。というわけで、「誤りを指摘しない」が 正解です。失礼しました。

ちなみに、「誤りを指摘しない」の次の章は「誤りを認める」だったりします。 なんというか、こういう至れり尽せりさ加減は、さすがと思う反面、 一抹のうっとうしさも感じたりします。

タダ働きをするひとびと

「タダ働きが世界を動かす」「「オープンソースの定義」の意義」などと読み比べてみるのも いいかもしれません。でも、どちらも私の感覚とは 微妙に異なるようにも感じます。やっぱり自分で書くべきか。

ところで、タダ働きをするひとたちを呼ぶ言葉として、「ボランティア」と いうものがあります。

札幌に住んでいた筋ジストロフィーの重度身体障害者と、それをとりまく ボランティアの人々の話(ノンフィクション)です。本当に二十四時間休みなくボランティアに 介助されていなければ死んでしまう、という状況と、それが実際に成立して しまっている(いた)世界はなかなか想像できないですが、 やはりいろいろあるようです。関わる人の立ち位置も考え方も人それぞれ。 いくらでも重くなることを主題として扱いながら、 文章はそれに引きずられず、かといってあんまり距離を置いてしまうでもなくで、 読み心地はよいものでした。

それにしても、ひとはさまざまなかたちでひとと関わることができる ものなのですね。

個人的には、記述の背後にある札幌の風景にも惹かれました。うちの姉の勤務先も 出てきましたし。もしかしたら、私も大学の構内でボランティア募集の告知を 読んでいたのかも、とか。

(参考:立岩真也さんによる紹介記事)


2003/06/15 (Sun)

こんな生活じゃもう 日本も永くないよ

とはあんまり思っていないのですが、今日も今日とて終電に間に合わず、 タクシーで帰ってきました。

ちなみに表題は鈴木祥子『25歳の女は』よりの引用で、 ご愛読ありがとうございますの気持ちをこめてalagonさん向け だったりします。

飲酒率

丁稚な日々より。私は、東京近郊では「一切飲まない人」で、それ以外では 「普段は飲まない人」です(<無意味にややこしい奴)。

このルール、東京に来る2週間くらい前にふと思い立って決めたような記憶がありますが、 そのころは今ごろに至るまで延々続けることになろうとは思ってもいませんでした。 人生いろいろです。

俺定義

ついでに俺定義の話も。

私の感覚では、 「オリジナルの定義以外は俺定義だ」とオリジナルの定義を支持する人が主張するのも、 「オリジナルの定義も結局俺定義の一つだ」とオリジナルの定義を支持しない人が主張するのも、 どちらもなにか外しているように思うし、何よりも かっこわるいし、そういう人には共感できないと思うんですが、こういう感覚ってそれほど 共有されていないんでしょうか。

Rubyなら、こういうときには「オリジナルの定義も俺定義も、 とりあえずはどちらも許容しておく。でも、凝った使い方をしようとすると、 俺定義では不自由だったり面倒だったりして、自然とオリジナルの定義を 使いたくなるようになる(させる)」、という仕掛けを埋め込んでおくはずですよね。 minimalistじゃないんですし、タイトな制約をつけ、 警告をばんばん出して、 無理やりユーザを一つのやり方に従わせるようなやり方は、 Rubyっぽくないです。

というわけで、最近のまつもとさんの日記の書き方の方がずっとずっと好感が持てます。 はい。 OSIのおかげで、「オープンソース」という言葉と運動のおかげで、 あるいはフリーソフトウェア運動のおかげで、 まつもとさんがいかに助けられたか・助かっているかを、 世界中にユーザを抱えている、世界でもそう多くはいないソフトウェア開発者の立場から しみじみと語ってほしいな、と思います。そのほうがよっぽど啓蒙になりそうですし。 ……なんてことを、宣教もされていたまつもとさんに対して書くのは、 とっても僭越な物言いなんですけどね。


2003/06/18 (Wed)

たとえすべてがきみに背を向けても

ささいな(ではないけど)きっかけでも、 文章が自罰的になったり自虐的になったりしてしまうのはいけません。

まつもとゆきひろさんに最近のSFを読ませよう企画・第2弾

「最近のSF」というのは、とりあえずホーガン『未来の二つの顔』以降、という いい加減な定義になっております。

というわけで、前回シアトルでの『90年代SF傑作選』に引き続き、 今回はオースン・スコット・カード『消えた少年たち』を むりやり押しつけてしまいました。 いや、だって、職業的にも信仰的にも家族構成的にも (奥さんと小さいお子さんたちがいて、とか)、これ以上 理想的な読者はそうそういないでしょ、という気がしません? あんまり最近じゃないだろ、とか、あんまりSFじゃないだろ、 とかいうツッコミはとりあえず却下。

結果。あああああ、やっぱりそのままずっと読まれてたんですか…… すみません(と謝ってどうする)。

確かに、いまのところさほど「一般受け」したわけではなさそうです。 本の雑誌などではそれなりに取り上げられていましたし、 早川から出たSFとしては幅広い読者を獲得したとはいえ、 「ベストセラー」にはまだ遠そう。 もうちょっと読まれてもいいと思うんですけどね。

ちなみにまつもとさんによれば、「テッド・チャンの『理解』は日本語で読むより 英語で読んだほうが面白い」んだそうです。


2003/06/20 (Fri)

活字マニアなひとびと

まつもとさんが使われている日本語文字入力配列の元になった 「きゅうり」配列の作者としても有名な狩野宏樹さん(<かなり恣意的な説明)による 「作業メモとか考えた事とか (2003年6月)」。 例の 32 ドットビットマップフォントの無断複製についての前後の話が あります。ソース重要(ダブルミーニング)。

今回協議のうえ公開停止を決定したメンバーは、日本の印刷書体の保護は不十分であり、 その根底には書体に対する理解の不十分さがあるという考えを共有しています。

活字やフォントがすごく好きなひとたちって、 創作物に対する法的保護の問題について、 一般的な人たちよりもずっと意識が高いような気がします。 なぜなんでしょう。権利が認められていないことへの反発が 原動力となるのでしょうか。

ハッカー

Officeさんもこの件に関してコメントを書いていました。

ハッカーは、必要なモノがなければ自分たちで作る人々だったはずだ。

どちらかというと「ハッカー」という言葉に対して否定的な見解を書かれる ことが多いOfficeさんから(過去形とはいえ)このような言葉を聞けたのには ちょっと感動しました。

実施権レフトについては、実際のところどうやれば実現できるのか よくわからないのですが、 「法律がどうあるかというところまでちっとは志高く考える」べきだという ことには同感です。





written by TAKAHASHI 'Maki' Masayoshi (maki@rubycolor.org)
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